ホロスコープチャートに示される12個のハウス。
「意味や解釈を覚えるのが大変!覚えられない!」
と気が遠くなる思いをしたことがある人もいるのではないでしょうか。
なんとか覚えたとしても、
自分のネイタルチャート上で天体が入っていないハウスの意味が、なかなか出てこなかったり…
意味は分かるんだけど、天体やアスペクトと結びつけるとさっぱり分からなくなったり…
意外と覚えるのが難しい12個のハウスです。
そんな12ハウスの、私なりの簡単な覚え方を紹介したいと思います。
12ハウスはセットで簡単に覚えられる
対向ハウス同士のセットで覚えてしまえば、ひとつひとつ全部で12個の意味を覚える必要はありません。
1ハウスから6ハウスまでの意味を覚えて、あとは応用させればいいのです。
- 1ハウス↔︎7ハウス
- 2ハウス↔︎8ハウス
- 3ハウス↔︎9ハウス
- 4ハウス↔︎10ハウス
- 5ハウス↔︎11ハウス
- 6ハウス↔︎12ハウス
まずは上記のこの組み合わせ↑を覚えます。
チャート上で見るとわかりやすいですね。
次に、以下のような感じで1ハウスから6ハウスまでの意味を覚えます。
- 1ハウス…わたし
- 2ハウス…わたしの持ち物
- 3ハウス…わたしの考え
- 4ハウス…わたしの居場所
- 5ハウス…わたしの「好き」
- 6ハウス…わたしの面倒ごと
これでチャート上の北半球(下半分)のハウスは覚えられました。
最後は上記↑の「わたし」を「みんな」に変えます。
- 7ハウス…みんな
- 8ハウス…みんなの持ち物
- 9ハウス…みんなの考え
- 10ハウス…みんなの居場所
- 11ハウス…みんなの「好き」
- 12ハウス…みんなの面倒ごと
12ハウスそれぞれを対応させることで、すっきりと覚えることができます。
ハウスを6個だけ覚えてホロスコープ解釈の実例
たとえば、8ハウスの意味がよく分からないけれど、8ハウスに金星を持つチャートを読まなければいけないとします。
まず2ハウスの意味「わたしの持ち物」を思い出すことができれば、「8ハウスが表すのは『みんなの持ち物』」だとわかりますね。
「『みんなの持ち物』に喜びを感じる」
→ ex)みんなのポーチの中身を知るのが好き
といった風に解釈できるわけです。
ハウスは仕組みで覚えて、のびのびと解釈しましょう!
⚠️注意
「12星座と対応させて12ハウスを覚える」という流派もありますが、論拠がないようです。
12星座と12ハウスは別物と考えた方が自由に考えられます。
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