いよいよ風の時代が始まりますね。
200年に一度の大きな変化、大変だとは思いますが楽しんでいきたいと思っている今日この頃です。
占星術にはエッセンシャルディグニティという考え方があり、その中にトリプリシティというものがあります。
トリプリシティは、エレメントごとに割り当てられた天体。
そのエレメントを支える土台のような役割があると言っていいかもしれません。
エレメントによって2つだったり、1つのみだったりします。
風の時代ということで、風のエレメントのトリプリシティから、風の時代に生きやすい人について見ていきたいと思います。
風のエレメントのトリプリシティ
①土星
風のエレメントのトリプリシティ、まず1つ目は土星です。
風のエレメントのサインは双子座・天秤座・水瓶座ですが、土星は天秤座でイグザルテーション、水瓶座ではドミサイルになります。
天秤座と水瓶座は、土星と良い影響を与え合いやすいのですね。
土星が表す物事は色々ありますが、「現実」「ルール」「責任」「そのものを定義し、いらないものを削ぎ落とす」といったところでしょうか。
ハウスルーラーで考えると、土星は1ハウスのルーラーになります。
1ハウスは「自分自身」「アイデンティティ」。自分の肉体を表すとも言われます。
土星が1ハウスのルーラーということは、土星は1ハウスのために良い働きをするということです。
1ハウスが表す「自分自身」をきちっと定義すること、そのために「現実として定義する『自分』が本当にそれでいいのか?」を問いかけて、いらないものがあれば削ぎ落とします。
誰とも違う自分の「型」を作るために、土星は働いてくれます。
自分の人生を自分で引き受ける、自分自身の責任は自分で持つ、と決めたら、土星ほど強い味方はいません。
②水星
風のエレメント2つ目のトリプリシティは、水星です。
水星は双子座の支配星ですね。
世の中のありとあらゆるものを知覚し、情報として集めて、新たな知識を得るためにコミュニケーションを取ります。
ハウスルーラーシステムでは水星も1ハウスに関連していて、ジョイになります。
1ハウスのために水星も良く働きます。
1ハウスでジョイになる水星は、「この世を知覚する自分」また「自分は誰なのかを知覚する」と表すことができそうです。
自分が自分であるために、知覚して情報を集めることがよく働くのです。
土星と水星を組み合わせて考えてみると、風の時代に生きやすい人が持つ姿勢は
「自分の人生の責任を自分で取るために、知識と情報を使うこと」
であると言えるでしょう。
まとめ
トリプリシティから風の時代について考えてみました。
土のトリプリシティは月と金星なので、土の時代からの転換は少し大変かもしれません。
月と金星→土星と水星
と思うと、一気にキラキラ感がなくなりますね。笑
でも、風の時代はキラキラしていなくても生きていける時代であるとも言えます。
その方が心地よいという人も多いかもしれませんね。
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