すすきの事件の犯人である田村瑠奈さんの生年月日が判明していました。
誕生日が2月14日のバレンタインデーで、瑠奈が死んだと言われてから、瑠奈と呼ぶと怒るということがあった
引用元:https://www.uhb.jp/news/single.html?id=47278
1994年2月14日生まれのようです。
個人的に、同い年の水瓶座生まれということで少し気になっていたため早速ホロスコープを作成してみます。
田村瑠奈被告のホロスコープ ネイタルチャート

出生時間は不明のため、仮で12時生まれとしてあります。
気になった点は以下。
- 太陽と冥王星のスクエア
- 太陽と小惑星メデューサの合(コンジャンクション)
- 月と小惑星ベスタの合(コンジャンクション)
- 金星と土星の合(コンジャンクション)
- 火星と木星のスクエア
- ドラゴンテイルと恒星アルゴルの合(コンジャンクション)
順番に見ていきたいと思います。
太陽と冥王星のスクエア
水瓶座の太陽と蠍座の冥王星がスクエアになっています。
生き方を表す太陽に、限界を超えさせる冥王星が90度なので、本人の意思に反して人生がリセットされたり、普通ではない状況に立たされやすいアスペクトです。
太陽と冥王星のスクエア自体は強いカリスマ性を意味し、著名人や経営者などによく見られます。
本人の中の人生に対する大きな葛藤を昇華できる糸口を見つけると、芸能やスポーツ、ビジネスなどの人並外れた才能を開花させることができるのです。
ただ、環境やホロスコープ上の他の天体などの状況によっては葛藤につぶされてしまったり、なかなか日の目をみるチャンスが得られず、溜め込んだエネルギーが暴走してしまうといったことになる場合もあります。
瑠奈被告の場合は人間関係も居場所も両親と3人きりの家庭内に限定されていたようなので、家庭内で極端な行動を取るということでこのアスペクトのエネルギーを発散していたかもしれません。
また、太陽は父親、冥王星は支配性を表します。
父親の修被告は瑠奈被告のことを溺愛していたということですが、瑠奈被告からすると修被告から支配されているように感じることがあったり、
もしくはその逆で、修被告のことを支配しなければいけないといった思いがあったかもしれません。
エネルギーは強いけれども取扱注意、なアスペクトであると言えます。
太陽と小惑星メデューサの合(コンジャンクション)
男性への加害といえば小惑星メデューサです。
瑠奈被告の太陽にはオーブ2で小惑星メデューサが0度(コンジャンクション)になっています。
メデューサは男性を挑発し、挑発に乗った男性を罰するために傷つけるという意味を持ち、メデューサの影響が強いチャートの女性は男性嫌悪になりやすいと言われます。
瑠奈被告の場合も、祖父が「瑠奈は男嫌い」と発言していました。
根本では男性が嫌いでありつつ、近づいてみて罠にかかった男性を傷つける、という一見不可解な性質は小惑星メデューサそのものです。
月と小惑星ベスタの合(コンジャンクション)
出生時間によっては月は魚座の終盤度数になりますが、牡羊初期度数でベスタとコンジャンクションになる可能性は高いと思います。
月は母親を、ベスタは奉仕を表します。
母親である浩子被告のことを使用人のように扱っていたということなので、母親(=月)に奉仕(=ベスタ)をさせていた、と考えることができます。
また、牡羊座の月は未熟な状態だと、自分がオンリーワンでナンバーワンであることを誇示するために周囲に対して高圧的に振る舞ったり、マウントを取るような言動をする場合があります。
家庭内で唯一の「お嬢さん」として振る舞い、両親を使用人のように扱っていたという証言から、瑠奈被告の月は牡羊座である可能性が高いと考えられます。
金星と土星の合(コンジャンクション)
瑠奈被告の金星と土星は、魚座でコンジャンクションになっています。
オーブは0で、非常にタイトなコンジャンクションです。
金星は魚座でイグザルテーションになります。
テンション高めでロマンチック、そして夢見がちである一方、土星から常に圧力をかけられている状態です。
瑠奈被告が好きになるものは、それを好きになることで気持ちになんらかの制限がかかるものであったり、
あるいは何かを好きになる時にはそれがしっかりした物であるかを気にするといった部分があるかもしれません。
さらに、同じ水のエレメント同士ではありますが、この金星と土星は蠍座の冥王星とスクエアになっています。
ホラーやグロテスクなもの、オカルトなど一般世間でタブーとされるものは蠍座の冥王星の本分です。
タブー扱いされるものに過度に心を惹かれやすいと読み取れます。
火星と木星のスクエア
水瓶座の火星と蠍座の木星がスクエアになっています。
火星と木星のハードアスペクトは、男性の場合ならナルシスト、女性の場合は男性への過剰な期待を表します。
男性に対して「あれもできるでしょ」「これもできるでしょ」と次々に要求を突きつけて、男性に無茶振りをするようなところがあるアスペクトです。
また、火星はスタミナを表すため、木星とのアスペクトでスタミナに恵まれるという見方もできます。
瑠奈被告の犯行の詳細は控えますが、並みの20代女性では完遂するのが難しいと思われる犯行ぶりです。
「やってやる」という意思に燃える瑠奈被告の火星を、木星がグイグイと広げたのかもしれません。
ドラゴンテイルと恒星アルゴルの合(コンジャンクション)
先ほど太陽と小惑星メデューサについて考察しましたが、神話のメデューサはペルセウスに倒されます。
そのペルセウス座で、ペルセウスが手にしているメデューサの頭部として輝いているとされるのが、
最恐と言われる恒星・アルゴルです。
瑠奈被告のドラゴンテイルと恒星アルゴルはコンジャンクションになります。
ドラゴンテイルは前世、生まれ持って得意だけれど今生ではする必要のないこと、を表します。
人はドラゴンヘッドを目指して人生を歩むと言われますが、未熟な状態ではつい馴染みのあるドラゴンテイルに寄ってしまいます。
自分の人生と向き合うのが難しく、つい寄ったところに、残忍さで知られる恒星アルゴルが位置していた、と考えられるかもしれません。
まとめ・大切なこと
すすきの事件の田村瑠奈被告のホロスコープを見てきました。
瑠奈被告のホロスコープ上には以下の特徴がありましたが、同じ特徴を持つ人が必ずしも瑠奈被告のようになるということではありません。
- 太陽と冥王星のスクエア
- 太陽と小惑星メデューサの合(コンジャンクション)
- 月と小惑星ベスタの合(コンジャンクション)
- 金星と土星の合(コンジャンクション)
- 火星と木星のスクエア
- ドラゴンテイルと恒星アルゴルの合(コンジャンクション)
瑠奈被告は出生時間が判明していませんが、上記の中で特徴的なものがアセンダントやMCに0度になっていてさらに際立つようになっている、といった可能性もあります。
また、主に両親など関係する人とのシナストリーやコンポジットで生じる影響や、
プログレス、ハーモニックなどの内面の影響もあるのかもしれません。
今回はネイタルチャートのみに絞りましたが、ホロスコープは非常に複雑で、多層的です。
ただ、似た特徴を持つ人で、「自分にもこうなる可能性があるかもしれない」という自覚がある人は、ホロスコープと自分自身をよく分析して、「どうしたらこうならずに生きていけるか」を考えるのが良いでしょう。
頂き女子りりちゃんのホロスコープについてはこちら↓
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